IFCショッピングモールを創意園に。APPLE CREATIVE PARK

半日設計課題2日目です。
今回は商業施設の用途を創意園に変えるという課題です。


APPLE CREATIVE PARK

アップル社と公園を中心に展開される創意園です。

既存の施設に巨大なアップルストアが入っていたことから、
クリエイティブワーカーに好んで使われるapple社をアンカーとして引き込み、それを中心にクリエイティブオフィスを入れます。

周辺がオフィス街であるにも関わらず、公園や半外部空間の開いた空間がほとんど無いという現状を踏まえて、創意園を大きな公園のように展開しました。

今や上海だけでなく、世界各国でiphoneを初めとしたApple社製品の普及が見られます。
その傾向があるにも関わらず、Appleを使っているクリエイティブな現場を知る一般人は少ないのでは無いのでしょうか。
そういった人々とクリエイティブワーカーをつなぐ場となるのがAPPLE CREATIVE PARKです。

ターゲットは主にマックユーザーとクリエイティブオフィスで働く人々ですが、上海ヒルズで働く人々、観光客も視野に入れています。

アップルストアがアンカーとして入っているため、クリエイティブオフィスで働く方達はApple社製品を利用することでアップルと提携を結ぶことができます。
カフェ•レストランではクリエイティブワーカーのみならず、オフィス街で働く人々、会社外で仕事する人などにも利用されると想定しています。
Apple製品の小売りテナントではiponeケースなど、今や多様化した様々なアクセサリーを扱ったテナントが中心となって入ります。

賃料価格はこういったテナント類だけでは無く、アップルワールドのような大きなイベントを開くことで高められると考えています。

IFCモールの内部は、既存の屋根を全面取り払い、建築形状を活かした地層のような構成で半外部と外部が入り込むようになっています。

出勤前に公園のランニングコースを利用するオフィスワーカー。

アップルストア周辺の広場ではIphoneで演奏するクリエイターたちと一緒に音楽を楽しむ観光客。

屋上庭園では、カフェテリアで作業するオフィスワーカー。



クリエイターである人々と一般人を「Appleと公園」という媒体を使って結びつけることで、
地価の上昇を見込んだ創意園です。